「みなと成長企業みらいファンド2号」による投資実行について

2021年4月9日

株式会社 みなと銀行
みなとキャピタル株式会社

関西みらいフィナンシャルグループのみなと銀行(社長 武市 寿一)、みなとキャピタル株式会社(社長 山下 勝司)は、りそなグループのりそなキャピタル株式会社(社長 菊池 英勝)と共同で設立した「みなと成長企業みらいファンド2号投資事業有限責任組合」より、2021年3月、株式会社ナティアス(以下、ナティアス)への投資を実行しましたのでお知らせします。

ナティアスは、2015年10月に設立された主に核酸医薬における原薬製造サポート事業を展開するベンチャー企業です。同社で独自開発した原料を用い、製薬会社等より核酸原薬前のターゲット化合物の提供を受け、同社で組み換えることで従来の原薬と比べ、高品質(純度)及び安価での製造を可能とする技術を有しております。核酸医薬は中分子医薬といわれ、最も一般的な薬である低分子医薬のように比較的低コストで安易に製造できる点や、抗体医薬以上の有効性と安全性が秘められていることから、抗体医薬に続く第三の医薬として、世界市場の拡大が期待されています。

今回の投資は、今後拡大が予想される核酸医薬市場における同社の将来性、研究開発への多大なる貢献が期待されることから投資を決定いたしました。資金は原薬製造を加速させるための設備投資ほか、社内体制の強化などに充当する予定です。

みなと銀行グループは、今後も地域の皆さまへの様々な金融・情報サービスの提供を通じて、地域経済の発展に貢献してまいります。

【投資案件の概要】