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「スマートコントラクトシステム」の活用に向けた実証実験の開始について

2018年3月5日

株式会社 りそな銀行

りそなグループのりそな銀行(社長 東 和浩)は、株式会社デジタルガレージ(社長 林 郁)、弁護士ドットコム株式会社(社長 内田 陽介)とともに、2018年2月より「スマートコントラクト※1システム」の開発および活用に向けた実証実験を開始しましたのでお知らせいたします。

国内初!ビットコイン※2に用いられているブロックチェーン技術を活用した銀行システムの開発

セキュリティと安定性で最も厳しい要件が求められる銀行業務システムにおける「スマートコントラクトシステム」の有用性、課題などを検証する今回の実証実験を通じて"顧客利便性の向上"と"銀行内の契約関連業務の大幅な効率化"の実現を目指します。

「個人向けローン」からスマートコントラクトの構築をスタート

従来の個人向けローン業務のオペレーション(契約内容の確認や取引の執行、途上管理など)には人の手が多く介在しましたが、本実験の実用化により各オペレーションの自動化とこれに伴うコスト削減、手続きの自動執行による業務効率の大幅な向上を目指します。

【スマートコントラクト導入のイメージ図】

  • ※1契約で定められた条件が成立すると、あらかじめ定めた履行内容が自動的に実行される仕組み。
  • ※2今回の実証実験では、ブロックチェーン技術のコア技術者を多数擁しているBlockstream社(本社:カナダ・モントリオール、CEO:Adam Back)が提供し、他のブロックチェーン技術と比べ大きな優位性を持つビットコインを基軸としたブロックチェーン技術「Elements(エレメンツ)」を基盤技術として採用しています。
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