トップメッセージ
皆さまには、日頃よりりそなグループをお引き立ていただきまして、誠にありがとうございます。
2003年5月に公的資金をいただいてから10年目の年を迎えました。この間、国民の皆様が株主であるとの認識の下、りそなグループでは様々な変革に挑戦し、一日も早い自立に向け再生に邁進してまいりました。ここに、改めまして関係の皆様のご支援・ご協力に厚く御礼を申し上げます。
2011年度は、企業経営はもとより日本経済全体にとって、まさに試練続きの1年でした。国内におきましては、3月11日の東日本大震災で津波、原発事故、電力不足という大きな危機が連鎖的に発生し、復旧・復興に向けた対応はもちろんのこと、浮き彫りになった様々な社会的な課題への対応が早急に求められております。さらに海外では、米国の景気回復の懸念や欧州の債務問題、タイの大洪水の発生など、世界的に経済の先行きが不透明な状況は依然として続いております。
このような環境下におきまして、りそなグループでは金融機関に求められている社会的責任を果たすべく、改めて基本に立ち返り、お客さまの目線に立った経営を進め、お一人でも多くの方に「りそなファン」になっていただけるよう挑戦し続けてまいります。
昨年9月には、りそな銀行、埼玉りそな銀行の全店で新しい営業システムの導入が完了し、これにより、ICキャッシュカードと指認証でお申込書にご記入いただく必要なく投資商品等のお取引きが完結するなど、お客さまの利便性向上がさらに一段進むとともに、同時に事務の効率化も実現されました。近畿大阪銀行への導入も計画しており、今後もグループの総合力を高めてまいります。
また、同じく昨年9月には、格付機関の日本格付研究所及び格付投資情報センターは、りそなグループの格付を1段階引き上げました。これは、主に2010年度に実施した「りそな資本再構築プラン」によって財務基盤が強化されたこと及びりそな改革によって培われた堅実なバランスシートと安定した黒字体質を可能とするモデルが評価されたことによるものです。
りそなグループは、多くの方々に支えていただき再出発をさせていただいたという想いを決して風化させることなく、これからも透明性の高い経営を継続するとともに、『真のリテールバンク』の確立を目指した変革に挑戦し続け、企業価値の最大化に努めてまいります。何卒、今後とも皆さま方の一層のご支援ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2012年4月
株式会社りそなホールディングス
取締役兼執行役会長
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