海外発行カードに対応した新たなATMサービスの提供について
2016年10月12日
株式会社 りそな銀行
りそなグループのりそな銀行(社長 東 和浩)は2016年11月14日(月)より、増加する外国人旅行客の利便性向上を目的に、海外で発行されたクレジットカード等に対応した新たなATMサービスの提供を開始いたします。
りそなグループが運営するATMとして1000台を設置(2017年中)
訪日外国人観光客の多いエリアを中心として「バンクタイムATM」※1に順次海外発行カード対応機能を追加いたします。更に、2016年12月には博多駅とりんくうタウン駅(大阪)に海外発行カード対応ATMを新設し、今後はりそな銀行の支店・出張所へ設置していきます。
地域金融機関との共同運営もスタート
株式会社岩手銀行との共同運営を開始し、2016年12月を目途に岩手県内有数のリゾート地で海外からの観光客が多い「安比高原」に海外発行カード対応型ATMを設置します。このような地域金融機関とのATM共同運営スキームについては、今後も拡大を検討しています。
(地域金融機関とのATM共同運営スキーム)
ATMの開発、警備・警送・コールセンター業務をりそな銀行と富士通グループ※2が行うとともに、地域金融機関にとって大きな負担となるカード加盟店契約会社との調整もりそな銀行が対応するため、共同運営する地域金融機関は業務負担を大幅に抑えられることが特徴です。またATMは1台から展開でき、投資コストを抑えられることも地域金融機関のメリットです。
<海外発行カード対応ATMサービスの概要>
サービス内容 | 海外金融機関発行カードによる「お引出し(日本円)」と「残高照会」※3 |
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取扱ブランド (加盟店契約会社) |
(2016年11月14日以降) |
- ※1りそな銀行がコンビニエンスストアに設置しているATM
- ※2富士通株式会社および富士通フロンテック株式会社
- ※3画面表示言語:日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)、韓国語
1回当たり引出可能金額は、台湾金融カードは「8万円(2万台湾ドル)」、その他ブランドは「5万円」 - ※4台湾金融カードの取扱実績のある株式会社北海道銀行と連携し、コンビニATMの中では他社に先駆けて
「バンクタイムATM」に導入いたします。