みなと銀行「グリーンローン」 第1号案件の取り組みについて -合同会社 RIC中心高楼と契約を締結しました-
2022年5月31日
株式会社 みなと銀行
関西みらいフィナンシャルグループのみなと銀行(社長 武市 寿一)は、本日、合同会社RIC中心高楼(職務執行者 前田 烈)に対し、みなと銀行では初となる「グリーンローン」の取り組みを行いましたのでお知らせいたします。
グリーンローンは、ローン・マーケット・アソシエーション(LMA)等が策定した「グリーンローン原則2021」等に則り、資金使途を環境に配慮した事業(グリーンプロジェクト)に限定する仕組みの商品で、本年1月より取り扱いを開始しております。
本ローンによる調達資金は、合同会社RIC中心高楼が保有し、株式会社プランナーズ・インターナショナルが運営する「RICセントラルタワー ジ・アンタンテ」の空調、冷温水循環設備の更新や、施設内照明のLED化等に充当されます。
従前の空調設備は、ガス吸収式冷温水機を主たる熱源としていましたが、電気を動力源とする空冷ヒートポンプチラーに更新。これを主たる熱源とすることでトータルのCO2排出量大幅削減に繋がり、十分な環境改善効果が見込めるとされています。
本事業は、省エネルギーに寄与する取組で、不動産事業におけるサステナブル戦略の一環である「省CO2改修事業」として実施されます。
みなと銀行は、今後も地域の皆さまへの様々な金融・情報サービスの提供を通じて、地域経済の発展と持続可能性の向上に取り組んでまいります。
1. 本ローンの概要
契約締結日 | 2022年5月31日 |
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融資額 | 234百万円 |
融資期間 | 3年 |
資金使途 | 省エネルギーに資する空調、冷温水循環設備の更新、照明のLED化 |
その他 | グリーンローンとしての適合性について格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオンを取得しております。 |
2. 本ローンの対象となる設備投資の詳細
目的 | 設備 | 設備投資金額 |
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共用部空調 熱源システムの更新 (ガス主体→電気主体による排出CO2の削減) |
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37.5百万円 |
冷温水循環の高効率化、省エネ化 (ポンプ回転数の最適化による消費電力削減) |
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141百万円 |
照明設備のLED化 (消費電力削減・長寿命化による交換電球の削減) |
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55.5百万円 |
設備投資金額合計:234百万円
3. 環境改善効果(年)
CO2削減量 | 730t-CO2 |
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CO2削減率 | 59.1% |
4. 企業概要
会社名 | 合同会社RIC中心高楼 |
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所在地 | 神戸市東灘区向洋町中5-15 |
職務執行者 | 前田 烈 |
設立年月 | 2017年5月 |
事業内容 | 神戸市東灘区の六甲アイランドに位置する共同住宅・車庫・店舗等の複合ビル「RICセントラルタワー」と商業ビル「リバーモールウエスト」の保有を目的に設立された特別目的会社。 なお、本建物は、神戸ならではの国際色豊かな住居及び地域住民に必要とされる商業施設として、株式会社プランナーズ・インターナショナルによって運営、管理されています。 |