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新しい農業モデルの実効性・有効性に関する共同研究の実施について ~デジタルとリアルを融合した「農業×教育(農・教)」連携モデルを検証~

2022年8月31日

国立大学法人 千葉大学
株式会社 Loco Door

千葉大学環境健康フィールド科学センター(センター長:高垣 美智子)とりそなグループの株式会社Loco Door(社長:水流 勇雄)は、農業の活性化を目的として、その秘めた可能性と価値をサービス化し、幅広いお客さまへと提供していくモデル(農業の在り方)を実証・探求するための共同研究(以下、本研究)を2022年9月より開始します。

「農業×教育(農・教)」連携モデルの有効性の実証

本研究の入り口として、まずは農業と教育を結び付ける新たなサービスモデルの検証を実施します。参加する子どもたちがデジタル学習を通じて、直に農業に触れ合う体験用の施設を千葉大学の柏の葉キャンパス内に整備し、農業と教育を融合する実効性を総合的に評価していきます。

農業と結び付くさらなる「サービス価値」の探求

有効性の実証と並行して、農業の高付加価値化につながるサービスの「形」を二者共同で模索してまいります。今までの商習慣やあたりまえにとらわれずに、福祉や医療・健康領域との連携など農業の秘めた可能性を最大限に引き出せる新しいモデルを継続的に思案・試行していきます。

研究主体 国立大学法人千葉大学 環境健康フィールド科学センター
研究代表者 センター長 高垣 美智子
共同研究先 株式会社Loco Door

千葉大学環境健康フィールド科学センター

植物をキーワードとして「食と環境と健康」を学際的に教育研究する目的で2003年に設立しました。千葉大学柏の葉キャンパスを拠点に、環境園芸農場、植物工場拠点を設置し、技術教育、多様な農福連携に関わる研修、植物の機能性や快適性評価研究、環境調和型園芸生産技術研究など、地域社会の持続性を希求する活動を行っています。

株式会社Loco Door

株式会社りそなホールディングスの子会社として、地域の活性化等、地方創生に資する事業を目的に2022年7月1日に設立しました。非金融領域の事業を銀行の枠組みを超え、りそなグループの持つ地域との緊密なリレーション(産・官・学との連携)を通じて、魅力ある地域の価値を高める街(場)づくりを展開します。

  • 主に5歳児向けに農業をバーチャルに学べるデジタル教材を配布し、その学習の一環で課外活動として収穫体験へ来てもらい、学んだことをリアルに体感してもらうプログラムを提供します。
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