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リコーリース株式会社とのサステナビリティ・リンク・ローンの契約締結について

2022年12月22日

株式会社 埼玉りそな銀行

りそなグループの埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)は、お客さまとともに持続可能な社会を目指す取り組みの一環として、リコーリース株式会社(代表取締役社長執行役員 中村 徳晴)に対して、「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下「SLL」)契約を本日締結しました。

SLLとは、環境・社会・経済に対するお客さまの「サステナビリティ戦略」と、それに整合した目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット 以下「SPT」)を定め、達成状況に応じて金利等の融資条件が連動する借入手法です。

リース業界初となるSLLに対応するフレームワークを活用した資金調達支援

リコーリースは、リース&ファイナンス事業、サービス事業、インベストメント事業を主軸に、総合的なフィナンシャルサービスを提供し、脱炭素社会の実現に向けて、2050年にはCO2排出ゼロとする中長期目標を掲げています。

今回、同社が定めた重要課題(マテリアリティ)の一つである「クリーンな地球環境をつくる」という目標を実現するため、「サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワーク」を策定※1し、CDP気候変動スコア※2において最も評価が高い「リーダーシップレベル」を維持することをSPTに設定しました。なお、「サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワーク」を活用したSLL契約の締結はリース業界で初となります。

また、策定したフレームワークは、株式会社格付投資情報センターよりSPT の合理性等についてのセカンドオピニオンを取得しています。

【スキーム図】

【サステナビリティ・リンク・ローンの概要】

契約締結日 2022年12月22日
資金使途 長期事業資金
外部レビュー機関 株式会社格付投資情報センター(R&I)

本SLLは、2022年11月18日に契約した金銭消費貸借契約にSPTを設定する追加契約を締結するものです。

  • ※1サステナビリティ・リンク・ファイナンスによる資金調達を継続的に実施していくことを前提とした包括的な枠組みを規定したもの。
  • ※2世界の主要企業や都市を対象に「気候変動」「水」「森林」に関する質問状を送付し、温室効果ガスの排出や気候変動による事業リスク・機会などの情報開示を求め、その回答をもとに評価・公表しているNGOが算出している気候変動スコア。評価はAとA-(リーダーシップレベル)、BとB-(マネジメントレベル)、CとC-(認識レベル)、DとD-(情報開示レベル)の8段階で付与されます。
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