スマートフォン用ページはこちら

株式会社ウェイストボックスとの資本業務提携について

2023年3月31日

株式会社 りそなホールディングス

株式会社りそなホールディングス(社長 南 昌宏)は、法人のお客さまのカーボンニュートラル実現に向けた取り組みに対する支援の強化を目的に、株式会社ウェイストボックス(社長 鈴木 修一郎)と資本業務提携契約を締結し、本日、第三者割当により株式を引き受けました。

りそなグループとウェイストボックスは、これまでも協力して法人のお客さま向けのCO2排出量簡易算出サービス※1やサステナビリティ関連のコンサルティング等を提供してきました。今回の資本業務提携で、りそなグループの幅広い顧客基盤やネットワークと、ウェイストボックスのGHG※2に関する算定・開示等のノウハウ・知見の融合をさらに進め、法人のお客さまへのサステナビリティ分野におけるサービスを拡充し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

中堅・中小企業のカーボンニュートラル実現に向けたコンサルティング体制を強化します

両社の連携関係をより明確化させ、品質の高いコンサルティング機能の提供に向けてりそなグループのりそな総合研究所株式会社(社長 米谷 高史)との協業を深め、中堅中小企業のお客さまに伴走しながらカーボンニュートラル実現をサポートできる体制を構築します。

新たなファイナンススキームの構築、新規事業の開発・推進に向けて協働します

カーボンニュートラル実現に向けた動きが世界的に加速する中、お客さまの取り組みを後押しするために、両社の経営資源を活用した新たなファイナンススキームの構築等、ソリューションメニューの拡充に一層力を入れて取り組みます。

【りそなホールディングスの概要】

会社名 株式会社りそなホールディングス
本社所在地 東京都江東区木場1-5-65
代表者 取締役兼代表執行役社長 南 昌宏
事業内容 銀行持株会社
従業員数 19,744名(連結、2022年3月31日時点)

【ウェイストボックスの概要】

会社名 株式会社ウェイストボックス
本社所在地 愛知県名古屋市中区栄2-6-1 RT白川ビル2階
代表者 代表取締役 鈴木 修一郎
事業内容
  • サプライチェーン排出量(Scope1、2、3)算定
  • 製品・サービスの排出量算定
  • 排出権権利化代行
  • カーボン・オフセット業務
  • Scope1、2、3算定支援システムの開発
従業員数 21名(2023年3月31日時点)

【両社のコメント】

りそなグループは、金融サービスやコンサルティングを通じて、法人のお客さまのサステナビリティ戦略をサポートしています。2050年カーボンニュートラル実現に向けて、りそなグループの主要なお客さまである中堅中小企業の取り組みを後押しすることが重要であり、サステナビリティソリューションの拡充を進めてまいります。GHG排出量の算定や開示支援等に強みを持つウェイストボックスとの連携を強化し、お客さまのカーボンニュートラルの取り組みを支援する選択肢を拡充することで、「持続可能な社会の実現」と「りそなグループの持続的な成長」の両立を目指します。

(りそなホールディングス 取締役兼代表執行役社長 南 昌宏)

ウェイストボックスは、行政機関や地方自治体を含め、東証プライム上場企業約200社に対して、脱炭素経営に関するコンサルティングサービスの提供を行っています。具体的には、Scope3の把握、1次データと呼ばれる組織、製品プロセス固有のGHG排出量把握、SBT設定、TCFD、CDP質問書に対応した情報開示、ネットゼロ気候移行計画の策定等となります。今後、中堅中小企業においても、こうした一連の動きは必須となると考えています。スムーズな移行計画の実施の為には、トランジションファイナンスも含めた支援が重要であり、幅広い顧客基盤を有するりそなグループとの連携強化を通して、中堅中小企業の脱炭素経営への移行に積極的に貢献していきたいと考えています。

(ウェイストボックス 代表取締役 鈴木 修一郎)

PDF版をダウンロードする