「株式会社りそな不動産投資顧問」の設立ならびに私募REITの運用開始について ～不動産アセットマネジメントビジネスの強化～

2024年3月1日

株式会社りそな銀行

りそなグループのりそな銀行(社長 岩永 省一)は、不動産等の取得を通じてお客さまの課題解決や地域の活性化に資することを目的に、不動産アセットマネジメント専門の子会社「りそな不動産投資顧問」を2024年4月1日(月)に設立します。また、これまで以上に多くのお客さまのCRE戦略^※1等に関するニーズにお応えするため私募REIT^※2の運用を開始します。

りそなグループの不動産アセットマネジメントビジネスを担います

不動産アセットマネジメント業務は、投資家に代わって不動産投資・運用を行い、投資家の利益を最大化する業務のことで、りそな銀行では2018年に取り扱いを開始しました。

今般、「りそな不動産投資顧問」はりそなグループの不動産アセットマネジメントビジネスを担う専門会社として、りそな銀行から業務を引き継ぎます。子会社を設立することで、これまで以上に高い専門性とコンプライアンス体制を備えた事業体制を確立します。

【ビジネスのイメージ図】

お客さまへのソリューションとして私募REITの運用を開始します

これまで以上に多くのお客さまの不動産オフバランスやCRE戦略等に関するニーズにお応えするため、「りそな不動産投資顧問」は私募REITの運用を開始し、お客さまから物件を取得します。私募REITは運用期間に定めがないことから、資金調達や財務改善などお客さまの目的に合わせて中長期に渡り伴走支援が可能です。また機関投資家のお客さまには、りそなが長年培ってきた不動産ノウハウを活用し、長期に渡って資産運用をサポートします。

なお私募REITの運用開始にあたり、「りそな不動産投資顧問」を設立企画人として投資法人を設立し、2024年度中に運用を開始する予定です。

【株式会社りそな不動産投資顧問の概要】

関係当局への認可・登録等の申請手続きを行い、2024年10月以降の事業開始に向けて準備を進めていきます。

• ※1CREはCorporate Real Estate(企業不動産)の略であり、CRE戦略とは企業不動産の有効活用による企業価値の最大化の実現を目的とし、経営的観点から構築された不動産戦略を表しています。
• ※2投資法人を設立し、私募の形態で投資口を発行して資金を集め、不動産等の運用を行う不動産ファンド