2024年3月24日 淡路島初の「ワイナリー」がオープン ~みなと銀行、淡路信用金庫及び日本政策金融公庫が協調支援~
2024年3月22日
株式会社みなと銀行
淡路信用金庫
株式会社日本政策金融公庫
関西みらいフィナンシャルグループのみなと銀行(社長 武市 寿一)は、淡路信用金庫及び日本政策金融公庫(略称:日本公庫)神戸支店農林水産事業と協調し、淡路島初となるワイナリー(ワイン醸造施設)のオープンを支援しました。
当ワイナリーは淡路島ワイナリー合同会社(代表:井壷 幸徳、小谷 雄介)が淡路市仁井地区でオープンするもので、「島のテロワールを感じる"食"と"ワイン"で顧客の感動を創造する」というビジョンを掲げて新たに始める取り組みです。ワインと地元食材にこだわった料理を楽しめるレストランとカフェも併設されます。
ワイナリー事業の概要
事業開始の経緯
淡路市仁井地区は標高200m前後と海岸部より冷涼で朝晩の寒暖差もあり、秋雨時期前に収穫できることから病害の影響を受けるリスクも低く、ぶどうの生産に適した地域です。
東北地方でぶどう栽培とワイン醸造の経験がある小谷雄介代表は、令和元年より同地域でぶどう栽培を始め、品種選定、栽培適地等試験栽培に取り組んできました。他方、井壷幸徳代表は洲本市山手にて淡路島産食材にこだわったイタリアンレストラン「リゾレッタ」を経営しており、「料理に合うワインを地元産でまかなえたら」との思いを抱いていました。両者が出会い、レストランを併設したワイナリーの創業を決意し、令和4年4月に当社を設立しました。
淡路島の新しい地域ブランドとして
淡路島産ぶどうを原材料に、淡路島で醸造したワインを淡路島の新たな地域ブランドとして確立したいと考えています。併設するレストラン・カフェでのグラス販売や島内外飲食店、物産展、酒販店への卸販売、自社通販サイトで販売予定です。令和4年11月には食の地産地消を進める株式会社ホテルニューアワジ(本社:洲本市、代表:木下 学)とパートナーシップ契約を締結した他、令和6年8月に日本公庫が主催する第17回アグリフードEXPO東京2024(国産農林水産物・食品の商談会)に出展予定である等、販路拡大に積極的に取り組んでいます。
また、ワイナリーを起点とする人の交流を契機として農業の担い手育成、耕作放棄地の解消及び地産地消の促進等を促しながら淡路島の里山が抱える社会的問題解決への貢献も目指しています。
<融資先の概要>
会社名 | 淡路島ワイナリー合同会社 |
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代表者 | 井壷 幸徳、小谷 雄介 |
設立年月 | 令和4年4月22日 |
住所 | 兵庫県淡路市仁井232番地 |
HPアドレス | https://www.awajishima-winery.com |
【完成した施設「淡路島ワイナリー」】
【ぶどう園】
【白ワイン】
「淡路島モンドブリエ」
「淡路島シャルドネフリッァンテ」