デビットカードを起点としたSX施策の展開について ~国内初!デビットカードを通じたCO2排出量可視化サービス開始へ~
2025年7月22日
株式会社 りそな銀行
株式会社 埼玉りそな銀行
株式会社 関西みらい銀行
株式会社 みなと銀行
りそなグループのりそな銀行(社長 岩永 省一)、埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)、関西みらい銀行(社長 西山 和宏)、みなと銀行(社長 持丸 秀樹)は、デビットカードを起点としたSX施策を展開します。その第一歩として、りそな銀行はビザ・ワールドワイド・ジャパン株式会社(社長 シータン・キトニー、以下Visa)、ecolytiq GmbH(co-founder David Lais、以下ecolytiq)とCO2排出量可視化サービスの協業を本日より開始します。
気候変動に起因する災害が多発する中、環境に配慮した行動をしたいという想いを持ちながらも、「どういうことに取り組んだらいいか分からない」「取り組むとどの程度よくなるのか分からない」といった理由で環境保全活動に障壁を感じている人が多くいます※1。本施策の展開により、金融をきっかけとした環境保全活動を後押しし、持続可能な社会の実現に貢献します。
- ※1出所:りそな銀行Webアンケート(2025年3月実施)
国内で初めて※2デビットカードでのお買い物で、CO2排出量をアプリで可視化するサービスを提供します
りそなデビットカードのブランドであるVisaと排出量可視化の技術を持つecolytiqとの協業を通じて、お客さまがグループ4銀行のデビットカードで支払った商品・サービスを生産・提供する過程で排出されたCO2排出量をりそなグループアプリ上で可視化するサービスを2026年度上期に開始します。さらに、CO2削減につながる行動を促すアドバイス配信を通じて、お客さまの行動変容を後押しするとともに、現金よりCO2排出量が少ないキャッシュレス決済を推進し、地域社会のSX実現に貢献します。 また、先行して、2025年10月にWeb上で簡易的にCO2排出量を算出できるツールを提供します。
- ※2りそなグループ調べ
デビットカードの収益の一部を環境保全活動に寄付します
お客さまのデビットカード利用件数に応じて算出した金額を環境保全活動へ寄付する施策を2026年度上期に開始します。これにより、お客さまは日常のお買い物を通じて、気軽に環境保全に貢献できるようになります。利用すればするほど環境保全に貢献するデビットカードの推進を通じて、キャッシュレス社会と環境保全活動の促進を実現する好循環を創出します。
大学生との共創プロジェクトを通じて、若年層の金融・環境リテラシー向上を後押しします
環境問題に関心のある大学生(学生団体)と共創プロジェクトを2025年9月に立ち上げ、デビットカードの利用推進活動や環境問題をテーマにしたアイデアコンテストなどを開催します。学生の柔軟な発想・発信力を取り入れるとともに、若年層の金融・環境リテラシーの向上を後押し、持続可能な社会の実現を目指します。

りそなグループのデビットカードについて
りそなグループは、2011年にデビットカードの取り扱いを開始し、大手行初※2となる普通預金口座へのデビットカード標準装備など、りそなグループアプリとの連携も強化しながら、様々な取り組みを実施してきました。2025年3月末時点のデビットカードの発行枚数は330万枚です。
【りそなグループにおけるデビットカードに関する主な取り組み】
2011年 | デビットカード取扱開始 |
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2017年 | 普通預金口座への標準装備開始(大手行初) |
2018年 | 法人向け「りそなビジネスデビットカード」取扱開始 |
2023年 | 「りそなデビットカード<プレミアム>」取扱開始(還元率2%) |