国内初!アフォーダブルハウジング分野におけるひとり親支援型インパクトファンド組成について
2025年9月16日
株式会社 りそな不動産投資顧問
株式会社 LivEQuality大家さん
りそなグループのりそな不動産投資顧問(社長 福田 修平)※1とLivEQuality大家さん(代表 岡本 拓也)は、ひとり親世帯の住まいの課題解決に向けて、アフォーダブルハウジング※2分野におけるインパクトファンド※3を組成することを本日決定しました。2025年10月下旬を目途に名古屋市内に所在する資産規模約10億円の共同住宅を取得し、運用を開始します。
アフォーダブル住宅の提供と経済的な自立支援を組み合わせたひとり親支援型のインパクトファンド組成は国内初※4です。
- ※1りそな銀行の100%子会社。不動産アセットマネジメント業務を担う
- ※2中低所得層でも無理なく賃借できる市場価格よりも手頃な価格の住宅
- ※3社会的・環境的な課題解決と同時に財務的リターン(利益)を追求する投資ファンド
- ※42025年9月16日時点 りそなグループ調べ
背景・目的
賃料の高騰や公営住宅の減少により、DVや離婚等により住居を失い経済的に困窮したひとり親世帯は都市部に住まいを得ることが難しくなっています。アフォーダブルハウジングの運営やひとり親世帯の伴走支援に関するノウハウを有するLivEQualityグループ※5とともにインパクトファンドを組成し、ひとり親世帯の暮らしをサポートし、持続可能な社会の実現を目指します。
- ※5株式会社LivEQuality大家さんと認定NPO法人LivEQuality HUBにて構成されるグループ
認定NPO法人LivEQuality HUBの支援対象は、非正規雇用等で生活の安定が求められるシングルマザー家庭
ひとり親世帯に安価で好立地の住宅を提供するとともに、経済的自立を後押しします
ひとり親が安心して仕事や子育てができるように、快適かつ通勤利便性の高い都市部の住宅を市場価格より低賃料で提供します。さらに、居住後はNPO法人LivEQuality HUBがキャリアや生活に関する相談や支援機関の紹介等を通じて、ひとり親の経済的な自立をサポートします。
ひとり親世帯の受入数や経済的に自立した世帯数等を定期的にレポートします
本インパクトファンドの出資者となる機関投資家等にひとり親世帯の受入数や経済的に自立した世帯数等の社会に与えた影響(社会的インパクト)を定期的にレポートします。経済的リターン(収益)のみならず、社会的なリターン(経済的自立)も追及しながら、ひとり親世帯が抱える住まいの課題解決を後押しします。

【概要・今後のスケジュール】
名称 | (仮称)アフォーダブル住宅ファンド |
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物件所在地 | 愛知県名古屋市 |
資産規模 | 約10億円 |
運用開始時期 | 2025年10月下旬予定 |
資産運用会社 |
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運用方法 |
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備考 | 一般住宅75%:アフォーダブル住宅25%での運営については、物件およびエリアを考慮しての目安を設定したものです |
自立支援 | 認定NPO法人LivEQuality HUB |
社会的インパクトの公表 | レポートにて出資者へ還元報告をおこなう |
実績公表方法 | レポートにて出資者へ還元報告をおこなう |