「海外ビジネス支援パッケージ」における連携実績について

2023年7月31日

株式会社埼玉りそな銀行

りそなグループの埼玉りそな銀行(社長福岡聡)は2023年4月に参画した「海外ビジネス支援パッケージ」を通じて、埼玉県内の中小企業・小規模事業者のお客さまへ以下のサポートを実施しました。

「海外ビジネス支援パッケージ」は、2022年12月に中小企業や小規模事業者等の海外展開支援を強化するため、日本政策金融公庫、中小企業基盤整備機構、日本貿易保険が構築したネットワークで、当社は2023年4月に参画しました。

少子高齢化に伴い埼玉県内の生産年齢人口が減少する中、県の5か年計画においても人口増加が進む新興国などへの海外事業の展開が求められており、4機関が連携して海外ビジネスマッチングや海外事業計画策定支援、資金需要などを切れ目なくサポートします。

【「海外ビジネス支援パッケージ」のイメージ図】

1．日本政策金融公庫との協調融資

エバートンは精米関連機械機器・設備の開発設計・販売・施工・保守等を行っており、日本の優れた穀物加工機器を海外ユーザーへ紹介し、日本製品だけでなく海外製品とも組み合わせたユニークな仕様の乾燥・精米プラントの提案から施工まで幅広く手掛けています。

今回、ベトナム向け大口精米関連機械販売に際し、販売先からの売上代金回収が船積時から約2年と長期化することを受け、その間の運転資金等として日本政策金融公庫と協調で総額60百万円の資金支援を実施しました。

【株式会社エバートンの概要】

ハチハチハウスはジャンプスターターなどの自動車整備機器の製造販売業者で、創業約30年の中で培ってきたノウハウを活かして企画・開発した商品は「ハチハチハウス」ブランドとして、多くのファンを獲得しています。

新たに自社ブランドの輸出に取り組んでいくに際し、資金調達先の拡充ニーズに接した日本政策金融公庫からの紹介により、日本政策金融公庫と協調で総額60百万円の資金支援を実施しました。今後は資金支援に加え、外為取引を含む決済、海外展開支援も行っていきます。

【株式会社ハチハチハウスの概要】

08は川越にて焼き鳥や自家栽培野菜の飲食店「炭火鳥もと」や川越産のサツマイモを使用した焼き芋ブリュレ「COEDO HACHI」を運営しています。焼き芋ブリュレは国内焼き芋グランプリでも初出場で部門別3冠を達成し、高い評価をいただいています。

今回、ベトナムへの進出に向けて販売拠点の設立などのご相談を受け、事業計画策定および現地マーケティング調査などの海外展開ハンズオン支援を行う中小機構を紹介し、中小機構が提供する海外展開ハンズオン支援の活用の提案、申込に繋がりました。

株式会社 08の概要