「りそなIPOファンド」による株式会社エネコートテクノロジーズへの投資実行について
りそなキャピタル株式会社
りそなグループのりそなキャピタル(社長 相原 直也)は、りそな銀行(社長 岩永 省一)、埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)、関西みらい銀行(社長 西山 和宏)と共同で設立した「りそなキャピタル8号投資事業組合」(以下「りそなIPOファンド」)を通じて、株式会社エネコートテクノロジーズへの投資を本日実行しました。
エネコートテクノロジーズは、京都大学化学研究所若宮淳志研究室の研究成果を実用化するために 2018 年に設立された京都大学発のスタートアップで、ペロブスカイト太陽電池技術の開発に取り組んでいます。IoT やモビリティ用途向けの軽量薄膜太陽電池の技術に強みを持ち、NEDO※のグリーンイノベーション基金事業にも採択されました。エネコートテクノロジーズは、脱炭素の未来に向けたエネルギー利用の革新を目指しています。
今回の投資は、生産・販売体制の構築および事業拡大や太陽光発電のサプライチェーンの多様化、IoTデバイスの広範なサポート、新しいモビリティ・アプリケーションの高度化活用が可能なペロブスカイト太陽電池技術の開発加速のため、同社が行う第三者割当増資を「りそなIPOファンド」が引き受けるものです。
「りそなIPOファンド」は、ベンチャー企業に必要な成長資金を提供することを目的として、新株発行や既発行株式の引き受けや株式公開を指向されるお客さまへのエクイティソリューションの提供を目的に設立しています。投資後もりそなグループのネットワークを活かし、お客さまの企業価値向上のサポートを積極的に行っていきます。
- ※国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
【投資案件の概要】
投資先名 |
株式会社エネコートテクノロジーズ |
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所在地 | 京都府久世郡久御山町佐古外屋敷 43番地 1 |
事業内容 | ペロブスカイト太陽電池およびその関連材料の開発・製造・販売等 |
投資形態 | 第三者割当増資 |
【本件に関するお問合せ先】
りそなキャピタル株式会社 関西支社 下浦 06-6203-2331