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「FDUAアワード 2025 データ活用賞」受賞について

2025年5月20日

株式会社 りそなホールディングス

株式会社りそなホールディングスが株式会社りそな銀行と株式会社ブレインパッドと開発したAIを活用した銀行業務支援ツール「Data Ignition」が、本日『FDUAアワード2025 データ活用賞』を受賞しました。

「FDUA※1アワード2025※2」は今年から開催され、日本国内の金融機関の金融データ活用における取り組みを対象に、金融機関のデータ活用およびインフラ整備の向上に寄与した成果を表彰する制度です。

  • ※1
    FDUA(一般社団法人金融データ活用推進協会)は2022年6月に発足した金融業界におけるAI・データ活用を促進するために設立された一般社団法人で、金融機関、AIスタートアップ企業、関係団体等がAIやデータ活用などの情報を交換し連携できる場を提供し、各業界・会社の発展および個人のスキルアップに貢献することを目的として活動しています。
  • ※2
    FDUAアワード2025
    URL https://www.fdua.org/news/20250408

受賞内容

賞名対象
データ活用賞 Data Ignition

受賞理由

銀行特化型 AIサービス「Data Ignition」で業界共創を加速

  • 本サービスは、銀行内で培ったAIモデルをそのまま外部提供できる形に昇華し、各金融機関で重複していたモデル構築・運用の負担を大幅に削減できる。
  • 利用金融機関は自行データを投入するだけで、住宅ローンや積立商品の購買ニーズを高精度にスコア化したマーケティングリストや、融資契約書解析などのアウトプットを即時に取得できる。
  • りそなグループ行内で高スコア帯の成約率がランダム抽出比で数倍に伸長した例が確認され、既に他行でも本サービスの採用が始まっている。
  • アジャイル手法で企画立ち上げから約1年という短期間でリリースに至った開発体制も先進的であり、学習済みモデルを「すぐ業務へ」適用できる仕組みは国内金融界では稀有である。
  • 今後は新機能を順次追加し、多数行がタイムリーに活用できる環境を整備する計画が示されており、サービスの持続性と波及効果を裏付けている。
  • データ利活用は「共創」によって大きなインパクトを出せる領域であり、りそなグループが培ったデータサイエンス知見を金融デジタルプラットフォームへ発展させ、業界全体の生産性向上と地域経済活性化に寄与する本取り組みは、まさにFDUAアワードの理念である「金融データ活用の高度化とノウハウ共有による業界発展」を体現するものと認められる。

Data Ignitionの商品については、以下よりご確認ください。AIを活用した銀行業務支援ツール「Data Ignition」の提供開始について