公募M&Aプロジェクトの開始について 〜地域の事業承継を支援する全国初^※、三社連携の公募モデル〜

2025年11月18日

株式会社 みなと銀行

りそなグループのみなと銀行(社長 持丸 秀樹)は、M&Aサクシード(社長 金 蓮実)と連携し、地域の中堅・中小企業の事業承継を支援する新たな取り組み「公募M&Aプロジェクト」を本日開始しました。買い手企業があらかじめ名乗りを上げ、専用Webサイト上で売り手企業を公募する本件スキームは、地域金融機関・M&Aプラットフォーム運営会社・地元の事業会社の三社が連携する全国初^※のモデルです。

• ※みなと銀行調べ

地域の未来を守るため買い手と売り手のつなぎ役として事業承継をサポートします

兵庫県では、後継者不在による廃業リスクが深刻化しており、地域経済の持続的な発展に向けた事業承継支援の重要性が益々高まっています。本プロジェクトではみなと銀行が、地域企業との日常的な接点や信頼関係を活かし、買い手および売り手の発掘やマッチング支援を担います。みなと銀行が参画することで、単なる企業買収戦略ではなく、地域経済の活性化を目的とした取り組みであることが明確になり、事業承継に悩む経営者の安心感や参加意欲を高める効果が期待されます。

買い手のビジョンが明確な逆指名型の公募形式により安心感を提供します

従来のM&Aは、売り手の探索から始まるのが一般的ですが、本プロジェクトでは、地域を代表する成長意欲の高い買い手が先に名乗りを上げ、事業戦略やM&A方針を明示したうえで、売り手を公募する"逆指名型"のアプローチを採用しています。この形式により、これまで情報開示に慎重だった売り手も、買い手の経営方針や事業ビジョンがあらかじめ明示されることで安心して応募しやすくなり、地域性と事業継続の観点から、納得感のあるマッチングが可能になります。

【イメージ図】

【第一回公募の概要】