りそなグループ 20年史年表

1990年代前半のバブル経済の崩壊により、日本の金融機関は多額の不良債権を抱え、金融危機に陥りました。りそなグループの前身である、大和銀行グループ (大和銀行、近畿大阪銀行、奈良銀行) とあさひ銀行は生き残りを模索し、2001年に経営統合することで基本合意。翌2002年にはグループの新名称を「りそな」とし、グループ銀行の再編を行い、りそな銀行・埼玉りそな銀行の設立を発表しました。

2003

りそな誕生と危機、
「りそな改革」スタート
2003
2004

金融サービス業への
進化を目指して
2004
  • 1月

    「待ち時間ゼロ運動」開始

    お客さま目線でのサービス改革として、「待ち時間ゼロ運動」を開始。これを皮切りに「りそな改革」を象徴する、営業時間延長や次世代型店舗の展開といったサービス改革が加速していきました。

  • 4月

    窓口営業時間平日17時までの延長開始

    「営業時間は平日15時まで」という銀行の常識に挑戦し、お客さまの利便性向上を図るため、りそな銀行と埼玉りそな銀行では、全店規模で窓口営業時間平日17時までの延長を開始しました。

  • 11月

    次世代型店舗の展開開始

    “銀行の店舗を事務処理の場からご相談の場へ”をコンセプトに、相談機能の向上とローコストオペレーションを両立させる次世代型店舗の展開を開始。銀行の常識をくつがえす革新的なサービスは、今も時代の変化とともに進化し続けています。

2005
  • 4月

    「りそなWomen's Council」発足

    女性従業員の声を経営に反映させていくことを目的に発足した「りそなWomen's Council」は、女性がキャリアアップしながら長く働き続けるための様々な施策を実現させています。

  • 8月

    キッズマネーアカデミーを開催

  • 9月

    システム統合完了

    前身銀行ごとに異なっていた勘定系システムの統合が完了。柔軟性と拡張性のあるシステムの採用は、その後のりそなグループのIT戦略の展開につながっています。

2009

独自のビジネスモデル確立と
公的資金完済へ
2009
  • 4月

    りそな銀行とりそな信託銀行の合併

    合併により、りそな銀行はフルラインの信託機能を持った国内唯一の商業銀行となりました。豊富な「顧客基盤」と「信託機能」の融合による『リテール×信託』ブランドの確立を目指し、様々な課題にワンストップでお応えする複合的なビジネスモデルを築き上げています。

2010
  • 5月

    東京本社木場移転

    地域に密着した営業を展開する金融グループとして、東京本社を千代田区大手町から下町情緒豊かな江東区木場へ移転しました。新しいオフィスへの移転は、インフラ強化や環境改善、生産性の向上といったワークスタイル改革の契機にもなりました。

  • 11月

    公的資金早期返済に向けた「りそな資本再構築プラン」を発表

    普通株式を中心とした資本構成へ再構築を図る「りそな資本再構築プラン」を発表。2011年3月、公募増資等により預金保険法優先株式の返済を実施。公的資金の残額をピーク比の約4分の1となる8,716億円にまで圧縮し、公的資金返済を加速させました。

2012
  • 4月

    年中無休店舗「セブンデイズプラザ」の
    出店開始

    今まで会えなかったお客さまとの接点拡充を目的に、大手行初となる365日年中無休・19時までのご相談専用店舗「セブンデイズプラザ」の出店を開始しました。

  • 10月

    「Re:Heart倶楽部」活動開始

    りそなグループ発足10周年を機に、従業員ボランティア活動団体「Re:Heart(リハート)倶楽部」がスタート。「Re」は「Resona」の「Re」と返信メール冒頭の「Re」をモチーフとし、地域社会の皆さまに感謝の気持ちをお返ししようという思いが込められています。

2013
  • 7月

    コミュニケーションキャラクター
    “りそにゃ”誕生

    りそにゃ”はお客さまの声を代弁するネコであり、 “りそにゃ”の目=世間の目を意味しています。常にお客さまの目線を大切にするりそなグループの想いが込められています。

2015
  • 6月

    公的資金完済

    2003年6月の預金保険法による公的資金注入から12年を経て、総額3兆1,280億円あった公的資金を完済しました。りそなホールディングスの東和浩社長(当時)は記者会見で、「公的資金注入を受けた歴史は忘れることなく、しかし、しっかりと自分たちの力で返済できたことを自信にして、これからもグループを発展させていく。改革を続ける気持ちは絶対に忘れない」と決意を新たにしました。

2015

「リテールNo.1」への挑戦
2015
  • 8月

    投資信託委託会社 りそなアセットマネジメント設立

    りそな銀行が半世紀にわたり信託銀行として年金業務で培ってきた運用力をリテール分野へ投入し、高品質の運用サービスの提供を通じて、幅広いお客さまの資産形成をサポートしています。

2016
  • 1月

    「オムニチャネル戦略部」新設

    りそなホールディングス、りそな銀行に「オムニチャネル戦略部」を新設。リアルとデジタルを融合したチャネル改革をはじめ、マーケティング改革、営業スタイル改革を通じて、お客さまのニーズや価値観にお応えする金融サービスを、きめ細かくスピーディーにご提供していくための取り組みを、グループ一体で加速させてきました。

2017
  • 2月

    「りそなファンドラップ」の取扱開始

    りそなグループが長年培ってきた年金運用のノウハウを活かし、コンサルティングを通じてお客さまの資産形成をお手伝いする「りそなファンドラップ」は、りそなグループ4銀行のほか、提携した地域金融機関への提供も始めています。

  • 7月

    「りそなマーチャントバンクアジア」
    営業開始

    シンガポールの金融会社AFC Merchant Bank を子会社化し、「りそなマーチャントバンクアジア」として営業開始しました。お客さまの進出が多いASEAN地域で、貸出業務、M&A助言業務やその他の金融サービスを提供する体制を整えました。

2018
  • 2月

    「りそなグループアプリ」のサービス提供開始

    「スマホがあなたの銀行に」をコンセプトに、「いつでも」「どこでも」銀行を持ち歩いているような感覚で利用できる「りそなグループアプリ※1」の取扱いを開始しました。

    ※1 リリース当初名称「りそなスマート口座アプリ」

  • 4月

    関西みらいフィナンシャルグループ経営統合・始動

    関西みらいフィナンシャルグループ※2は、関西アーバン銀行、近畿大阪銀行、みなと銀行の統合によって、関西の未来とともに歩む関西最大の金融グループとして誕生しました。翌2019年4月には関西アーバン銀行と近畿大阪銀行が合併し、関西みらい銀行が誕生しました。

    ※2 2024年4月、関西みらいフィナンシャルグループはりそなホールディングスに吸収合併されました。

  • 11月

    「Resona Sustainability Challenge
    2030」制定

    りそなグループは、2030年に向けて、優先的に取り組むべき環境・社会課題を「地域」「少子高齢化」「環境」「人権」の4つのテーマに特定し、コミットメント(約束)を制定、2021年6月にはグループ共通のサステナビリティ長期目標を策定しました。りそなグループでは、お客さまとの対話を深めながら、持続的な社会価値・企業価値の向上を目指して取り組んでいます。

2020

銀行の枠を超える
新しい価値創造への挑戦
2020
  • 共創型オープンプラットフォームの拡充

    従来の銀行の枠組みにとらわれず、異業種を含めた様々な企業が利用できる共創型のプラットフォーム(=金融デジタルプラットフォーム)の提供を通じて、あらゆる地域のお客さまの利便性や体験価値の向上、地域経済の活性化に貢献しています。

  • 9月

    オープン・イノベーション共創拠点
    「Resona Garage」の開設

    壁のない大きなフロア、自由な服装、フリーアドレス化など、新たなワークスタイルのもと、柔軟かつ斬新な発想による新たな価値の創造に挑戦しています。

2021
  • 10月

    新規ビジネスの創造へ

    2021年10月「地域デザインラボさいたま」設立

    [ 埼玉りそな銀行 ]

    2022年3月「みらいリーナルパートナーズ」設立

    [ 関西みらい銀行、みなと銀行 ]

    地域課題やお客さまの多様な経営課題の解決を伴走支援するため、銀行業高度化等会社を立ち上げ、地域経済の活性化に取り組んでいます。

2023