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活動紹介

2024年9月7日、宮城県岩沼市「千年希望の丘」にて、りそなグループの役員・従業員およびその家族総勢179名が参加し、昨年に引き続き苗木の成長を促すための育樹(除草)作業を実施しました。

2014年に植えた小さな苗木は、大人の背丈を超えるほどに成長しています。
育樹活動の取り組みは今年で9回目(コロナ禍での中止を除く)を迎えました。
Re:Heart倶楽部では、東日本大震災を忘れることなく、千年先まで子どもたちが笑顔で暮らせるようにという願いがこめられている「千年希望の丘」の防災林づくりにこれからも笑顔で取り組んでいきます。

当日は仙台国際空港の防災研修や震災遺構の見学も実施し、地域を守る防災林の育成とともに、私たち自身の防災意識を高める1日となりました。

開会式・閉会式

活動を開始するにあたり、震災の犠牲になった多くの方々に黙祷をささげました。

りそなホールディングス社長 南昌宏
りそな銀行社長 岩永省一
岩沼市 鈴木副市長
参加者全員での集合写真

育樹

小さかった苗木は驚くほどに大きく育っています。周囲の雑草を大胆に刈り取っていきます。
子どもの背丈ほどもあった草を刈り取ったことで、木々の足元に風の通り路ができました。

活動前
活動後

参加者が一生懸命に下草刈りをしている様子

語り部ツアー・防災ワークショップ

千年希望の丘にて、語り部の方々から、震災体験を伺いました。いざという時に自分の命を守るのは「自分自身」。
日頃から防災意識をしっかりと持ち、備えをすることが大切だと学びました。また、身近なもので防災グッズを作る防災ワークショップも実施。語り部の方に教えていただきながら、新聞紙でスリッパ、風呂敷で持ち運び用の袋などを作成しました。

語り部の方からのお話を聞いている様子

新聞紙スリッパや風呂敷バッグを作っている様子

仙台空港 防災研修

りそな銀行お取引先のトーヨーカネツ株式会社さまよりご紹介をいただき、仙台空港さまを訪問しました。
空港職員の方より、大震災時、甚大な被害を受けながら滞在した全ての人々の命を守った対応、経験を教訓として今も進化させているBCP施策等について、空港職員の方よりご自身の体験に基づく貴重なお話を伺いました。

空港内の見学、研修講義を聞いている様子

トーヨーカネツ株式会社の皆さまには育樹活動にもご参加いただき、ともに汗を流しました。

千年希望の丘での育樹活動の様子

震災遺構山元町立中浜小学校見学

当時のまま残されている震災遺構の見学を行いました。津波による被害を受けた場所ですが、避難した人たちは全員無事に助かりました。
津波の破壊力に言葉を失うこともありましたが、震災を経験した語り部の方の力のある言葉に、その教訓を自分たちの防災意識・行動に結びつけていくためどう行動すべきかをあらためて考える機会となりました。

被害の痕跡等を見学、震災当時のお話を聞いている様子