健康経営への取り組み
健康経営宣言
りそなグループが、パーパスとして掲げる「金融+で、未来をプラスに。」を実践していくためには、その担い手となるすべての従業員が持てる力を最大限発揮できることが何よりも重要であり、「人財戦略」において、「従業員一人ひとりが希望するワークライフバランスの実現」、「りそなグループで長く安心して心身ともに健康に働くことができる」を目指す姿の一つとして掲げています。これらの実現が、お客さま・社会への価値創造と従業員のWell-beingの持続的な好循環や、「ワクワクする未来」に繋がっていきます。
そのためには、従業員の心身両面にわたる健康の保持・増進と快適かつ衛生的な職場環境づくりの推進が必要であり、会社・健康保険組合・従業員が一体となって健康経営を推進していきます。
株式会社りそなホールディングス
取締役 兼 代表執行役社長 兼 グループCEO
南 昌宏
推進体制
りそなグループでは人事担当役員を推進責任者とし、各銀行の人事部門内に健康管理センターを設置して、グループ全体で連携した推進体制を構築しています。健康保険組合との健康管理推進事業委員会は半年毎に開催し、従業員の心身両面にわたる健康の保持・増進と快適かつ衛生的な職場環境づくりに向けた取り組み状況の共有・効果検証を行いコラボヘルスを推進しています。

健康経営戦略マップ
「健康経営により解決したい経営上の課題」「期待する効果」「具体的な取り組み」のつながりを明確にするため、健康経営戦略マップを策定しました。各種数値は取りまとめて効果検証を実施しています。
健康経営戦略マップ (PDF:189KB)各種健康関連指標※1
2021年 | 2022年 | 2023年 | |
---|---|---|---|
健康診断受診率 | 100% | 100% | 100% |
精密検査受検率 | 65.0% | 66.9% | 66.7% |
ストレスチェック受検率 | 89.5% | 89.7% | 89.5% |
プレゼンティーイズム※2 | ― | ― | 79.2% |
- ※1りそな銀行・埼玉りそな銀行・関西みらい銀行・みなと銀行
- ※2SPQ(Single-Item Presenteeism Question 東大1項目版)により測定
その他の各種データは、下記リンク先をご参照ください。
ESGデータ集主な取り組み施策
健康診断等
法令に基づく定期健康診断に加え、35歳及び40歳以上の偶数年齢の従業員を対象に会社指定の人間ドックを実施しています。さらには、りそな健康保険組合を通じ、従業員及びその家族に対して人間ドックを含む健康診断やがん検診などの受診補助を行っています。
メンタルへルス対策
ストレスチェックの実施やその集団分析を踏まえた産業医面談を実施しています。また各種セルフケア・ラインケアの研修や 1 on 1 により、メンタル疾患の未然防止に努めています。
産業保健スタッフの各部店巡回
各銀行には産業医に加えて産業保健スタッフを配置しており、各部店への巡視・巡回時には、健康指導や保健指導、職場環境の確認や改善点指摘を行うほか、各部店の衛生管理責任者と連携して働きやすい職場に向けた環境整備を実施しています。
ヘルスリテラシーの向上
睡眠・運動習慣・生活習慣病等をテーマにした産業医監修の「健康ニュース」を毎月発信しています。また、外部講師による各種健康をテーマとしたビジネススクールを開催しています。
受動喫煙防止
従業員の健康増進を目的として、2020年4月より就業時間内禁煙としています。