「りそなの絆」被災地植樹プロジェクト
被災地植樹プロジェクトは、全国の幼稚園・小中学校等の皆さんと一緒に、東日本大震災で大きな被害を受けた東北地方の森林や防災林の再生に取組む活動です。
2013年に、苗木を育てることを通して環境保護や防災活動の大切さを理解し、また、震災を忘れず被災地に寄り添う気持ちを持ち続けてもらいたいと、全国の幼稚園・小中学校等に東北産の苗木をお届けしました。
2014年より、子どもたちの育てた苗木を宮城県岩沼市「千年希望の丘」に植樹し、海岸防災林として大きく育つよう、毎年育樹活動を実施しています。
「被災地植樹プロジェクト」とは?
1.プロジェクトへの参加
2013~2015年、全国の幼稚園、小・中学校等のみなさんにご参加いただきました。
年度 | 参加校 | お届けした苗木 |
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2013 | 81校 | 約1,800本 |
2014 | 28校 | 約560本 |
2015 | 27校 | 約900本 |
2.苗木を育てよう
子どもたちの元に苗木を届ける「贈呈式」を多くの参加学校等で開催しました。
2013年7月17日、りそな銀行前橋支店では、前橋市立桃井小学校体育館で、全校児童約250名にお集まりいただき、「苗木の贈呈式」を開催しました。校長先生の被災地植樹プロジェクトの内容や目的についてのお話を、子どもたちが熱心に聞いている姿が印象的で、代表者の「一生懸命みんなで大切に育てます」との決意表明から真剣な気持ちが伝わってきて、とてもうれしく感じました。
この贈呈式を通して、震災の記憶を風化させてはいけないという思いを新たにしました。被災地のみなさんに、子どもたちの想いが届く日を楽しみにしています。
【りそな銀行 前橋支店 内海 朋子】
参加の子どもたちの声
- ●「大きくなぁれ!」とお水をあげる度に声をかけています
- ●東北のみなさんの事を考えて毎日水やりをしています
- ●一生懸命育てているので、東北の方たちも頑張ってほしいです
参加してくれたみなさんに伝えた内容
参加してくれたみなさんに伝えた内容
- ●東日本大震災で東北地方が大きな被害を受けたこと。
- ●このプロジェクトは、被害を受けた東北地方の森林や防災林を蘇らせるために、みんなでたくさんの木を育て、被災地に植樹する活動であること。
- ●活動をとおして、震災を忘れず、被災地に寄り添う気持ちを持ってほしいこと。
- ●防災の大切さや環境を守る大切さを学んでほしいこと。
- ●今回お渡しするのは、東北産の苗であること。
- ●生物多様性の観点から、植樹する場所で生まれた苗でなければならないこと。
3.被災地に苗木を届けよう
全国の子どもたちが育てた苗木は、東北の被災地に届けます。
4.被災地へ植樹
全国の子どもたちが育てた大切な苗木を、宮城県岩沼市の「千年希望の丘」に植樹しました。
「復興状況説明会」および被災地の見学2014年6月28日
「復興状況説明会」および被災地の見学
2014年6月28日
岩沼市役所の職員の方から、復興状況を説明いただきました。
子どもたちからお預かりしたメッセージをお届けしました。
「千年希望の丘」慰霊碑の前で黙とうを捧げました。
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岩沼市 菊地市長より
たくさんの子どもたちが育ててくれた苗木をいただき本当にありがとうございます。みんなの力で「千年希望の丘」を完成させたいと思いますのでこれからも引き続きご支援よろしくお願いいたします。
たくさんの子どもたちが育ててくれた苗木をいただき本当にありがとうございます。みんなの力で「千年希望の丘」を完成させたいと思いますのでこれからも引き続きご支援よろしくお願いいたします。
「千年希望の丘」交流植樹会2014年6月29日
「千年希望の丘」交流植樹会
2014年6月29日
交流植樹会はりそなグループのほか、地元の中学生やボランティアの方々と一緒に開催しました。「千年希望の丘」相野釜公園に、みなさんに育ててもらった苗木を植樹しました。
80名を超えるりそなグループのボランティアスタッフが、1本1本想いを込めて植樹しました。
5.苗木が育ち、緑が広がり、森となる
植樹した苗木が立派な海岸防災林となり、千年先も地域の皆さんを守っていけるよう、植樹地の下草刈りなどの育樹活動を継続して実施しています。
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